桑原運輸株式会社様は、大正13年に桑原回漕店として創業し業務を発展拡大されていらっしゃいました。 港湾運送業、貨物自動車運送業、構内作業など総合的な運輸会社として基盤を築かれ、 現在では製造に関する請負業にも進出し、事業を拡大されています。 経営理念は、 「徳を先にして利を後にする。徳によって利を得る」という意味であります 「以徳招利」とお聞きしました。
導入前までは紙レコーダーで打刻を行い、 そのデータをエクセルに転記してから勤務時間の計算業務を行っていました。 そのため、処理に大きな時間が掛かり、ミスも多く発生していました。 これらの課題を解決するために、 勤怠管理システム「BIZWORK+(ビズワークプラス)」の導入をご決断され、 2020年2月度より勤怠管理システム「BIZWORK+(ビズワークプラス)」が 新たに稼働し始めました。
今回は、導入責任者の桑原専務様と、 担当者としてスムーズな導入にご協力いただいた総務部人事課の藤田様と、 バックからサポートして頂きました情報企画室の堀地室長様に、
以上の3点について、お話を伺いました。
少し前に導入したシステムがトラブルをおこし、
違うシステムを探す必要が出てきていました。
弁当注文機能があることも条件でした。
また、当初導入したシステムは、導入してから機能不足など初めて気づき、
勤務計算に掛かる集計工数は導入前と余り変わりませんでした。
また月末に勤怠集計を行えれば良いと言う仕組みでは、
これからの時代に対応していくことは難しいとお感じになられていました。
月中でも勤務時間の集計がリアルタイムで見えることや、
36協定の状況もリアルタイムでチェックできる点が決め手でした。
また、タイムレコーダで入力した情報から必要な情報は
全て入手できる点もあります。エクセルなど手管理の必要はほぼ無くなりました。
仕事柄、勤務地はバラバラで、札割(作業予定表)によって管理はしていたが、 本当に作業者が指定した場所に時間通り出勤しているかの確認がいつも心配でした。
そこで各作業場所にタイムレコーダを設置し、 どこで打刻したのかを把握できるようになり、心配事が減りました。 さらに、勤務データは現場の所属長が見えるようになったため、 現場を把握している所属長が直接管理できるようになったことは大きいそうです。 そのため、時間外労働の管理もしやすくなったと聞いております。
また、以前までは特別休暇など休暇は、エクセルでしか管理できませんでした。 それが、勤怠管理システムBIZWORK+で全て管理できるようになりました。 36協定のチェックや、自動車運転者の拘束時間管理、 年次有給休暇の年間5日間取得のチェックも自動でできるようになりました。 他にも、チェックしたいことに関しては専用の管理チェック画面が用意されていて、 本当に便利になりました。
総務部人事課の藤田様が社内でマニュアルを多数作り、 全社浸透するための積極的な動きができたと聞いています。
今後は従業員全員に対して会社のスマホを配布して、 いろいろな業務をスマホ上で行えることで、 わざわざ会社に来なくても仕事ができる仕組みを構築していきたいと、 桑原専務が仰っていました。 勤怠管理システム以外でも、 良い仕組みがあれば提案して欲しいとご依頼を頂きました。 また、36協定の改定に対する対応や、 2週間に一日は必ず休みを取っているのかのチェックなど、 よりきめ細かい管理ができるようになりたいとお聞きしました。
桑原運輸株式会社さま ご紹介